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海外の行方不明の相続人を探す方法〜①外務省の所在調査
相続人の一人が海外で音信不通。
行方不明であっても相続人には代わりありません。
連絡を取って相続人全員で遺産分割協議を行う必要があります。
海外にいる音信不通の相続人を探す方法をご紹介します。
まずは、公的な手段として「外務省が実施する所在調査」があります。
外務省のHPによると
とのことです。
利用目的も
でも可能です。
遺産相続のため、同じ相続人から外務省に所在調査の依頼を行うことで、
行方不明の相続人が在留している海外の日本大使館や領事館に本人の住所や連絡先を届けていれば、その情報を外務省が知らせてくれます。
海外で長く音信不通になっている相続人がいる場合は、まずはこの制度を利用することを検討してみてください。
ただし、外務省が行方不明や音信不通の相続人を必ず探し出して見つけてくれる制度ではありません。
・帰化で日本国籍を喪失している場合は利用できない。
・海外の日本大使館や領事館に本人が住所や連絡先の届出を行っている
ことが必要ですので必ず見つかるとは限りません。
ですが、相続人が見つかるきっかけになるかもしれません。
ぜひ該当される方は一度、外務省に届出をしてみてはいかがでしょうか。
私も近々、この外務省の所在調査の届出を行う予定です。
行方不明の相続人の方が見つかるかしら。。。。
このブログがみなさんの相続遺言のお役に立てますように。
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