記録的な猛暑だった夏がやっと終わって
ほんの少し秋の気配が感じられるようになりましたね。

今日は昼から２件、遺言書のお仕事でした。
１件目は、１年ほど前に一度ご相談に来られた方が

再度事務所に来られて改めて遺言書のご相談です。

「兄には子供も妻もいない。将来亡くなれば兄の名義の不動産は誰が相続するのだろう」

そんなご相談でした。

兄の相続が起こった場合、
法定相続人は誰になるのか、相続手続きはどのようになるのか
そんな事を約１時間ほどお話しました。

そして、子供のいらっしゃらない方の場合、遺言書を書いておけば

相続手続きがスムーズにすすむこともご説明しました。

一度、兄と相談してみます、と初回の打ち合わせはここまで。

夕方からは、六甲アイランドにお住まいの方のご自宅へ訪問し、

以前から進めている遺言書の作成の打合せです。

打合せは今回で２回目。

今日の打合せの目的は、「財産の特定作業」です。

「どの財産をどれだけ誰に遺言で遺すのか」をお聞きする前に

「どんな財産がいくら位あるのか」をまずはご本人さんにしっかりと把握して頂きます。

財産の内容がわからなければ、遺留分や相続税のことを検討できませんから。

私は遺言書作成に携わる場合、

遺言書の内容を決める前に、この「財産の確定作業」の時間をしっかりと取るようにしています。

次回は遺言書（案）をお持ちするお約束をして、本日の打合せは終了。

打合せが終わって六甲アイランドを出ると空は夕方の秋らしい雲に覆われていました。

まるで雲が私に「秋の雲だよ～」って言っているみたいでした。