スタッフブログ
昔は「親孝行」今は「子孝行」の時代
仕事が終わり自宅で夕食を食べながら、録画しておいたNHK連続ドラマ「ひよっこ」を見るのが、
私の密かな楽しみ。
東京オリンピックの昭和30年代、奥茨城から東京に出稼ぎに来た主人公みねこは、
少ないお給料の中から田舎の家族に「仕送り」をしています。
仕送りをすると、手元に残るお金はほんのすこし。
そして、みねことみねこの周りにいる仲間たちも、それぞれ家族の問題を抱えています。
それでも、みねこたちはいつも明るく、恋をしたり夢を追いかけたりと青春を楽しんでいる、
昭和の高度成長期の乙女たちのお話です。
「仕送り」
今ではこの言葉を耳にする事はほとんどないですよね。
「親孝行」
みねこたちは、自分たちが「親孝行している」なんてちっとも思っていません。
親のことを心配し家族のことを思って、子供として当然のことをやっているだけ。
ドラマを見ていると「えらいなぁ~親孝行で。私も親孝行、ちゃんとしないとなぁ」と自然と思わせてくれる、
そんな素敵なドラマです。
最近は年配の方の「終活」が大ブーム。
終活セミナーで、棺桶に入る体験が大人気とのこと。
相続税の節税対策セミナーや遺言書セミナーに一度は参加された方も多いのではないでしょうか?
事務所にご自分の相続でご相談に来られる多くの方から、こんな言葉をよくお聞きします。
「自分が亡くなった時、子供たちには感謝されなくてもいいけど、迷惑だけはかけたくない」
そういって、遺言書を書かれたり、財産の整理をされる70代後半、80代の方が多いように思います。
昨日、事務所に来られた80代の女性は、
ご両親の際に苦労したので、
自分の時には子供達に苦労をさせたくない、とすでにお墓の準備を済ませていらっしゃいました。
そして、これからは遺言書を遺しておきたい、と事務所にご相談に来られました。
今はまさに「子孝行」の時代。
「若いころは親孝行、年をとると子孝行」
これからはそんな時代なのかもしれませんね。
子孝行を一緒に考えてみませんか?
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